XML組版がパワーアップします。

こんにちは。営業のNです。

当社は4月9日の緊急事態宣言以降在宅勤務にはいりました。
お客様の製薬会社様はもっと早く3月から在宅勤務に入っておられる方が多かったです。
緊急事態宣言以降「当社も暇になるのかな」と思っていました。
ところがふたをあけてみれば普段より忙しくなっている状態です。
とくに添付文書の新記載要領への改訂の入稿が増えてきました。
在宅勤務のほうが余計な?会議がないせいか、どんどんお仕事がはかどっているのかもしれません。
もちろんお仕事があるのはありがたいことです。
頑張って対応してまいります。

さて、当社のシステム開発チームのほうも同じく在宅勤務ということで、余計な?会議がなく仕事がどんどんはかどっているようです。
今回のブログでは水面下で開発をすすめてまいりましたNewXML組版(仮称)についてご紹介したいと思います。

XML組版とその限界

以前よりXML組版というものをアピールさせてもらっていました。
XML組版については、弊社HPこちらをご覧ください。

しかしXML組版にも弱点があります。
PMDA
仕様のXMLをそのまま組版につかうので、PMDAが実装していないところは組版にはそのまま使えないというところです。
たとえば、「3.組成・性状」の項目は、XMLPDFでは大きく違いがあります。

これはPMDAの仕様ですからどうしようもありません。
XML
組版では、組版したのち組成・性状の項目を別途用意しておいて「あとから差し替える」という手段で対応しております。

しかし、そうすると同一項目なのに、XMLPDFで別々の内容を作成して改訂も管理していかないとならないという課題がありました。

(逆にいうとXML組版は必ずXMLPDFとが一致します。
シンプルですしPDFがなくなってきますとむしろこっちのほうがいいとは思います。
ただ、本論からはずれるのでここでは割愛させてもらいます。)

NewXML組版(仮称)のしくみ

そういった課題を解消するのがNewXML組版(仮称)です!
ポイントは当社独自のXMLスキーマを定義することにしたことです。
そちらには組版情報を大幅に付加しました。
イメージとしては、PMDA_XMLを拡張した感じです。これを仮にDaiko_XMLと呼びます。
Daiko_XML
から組版することで、PMDA_XMLからでは再現できなかった細かな組版を実装することができるようになります!

So what? メリットはなんなの?

「それで?ちゃんと組版してくれるんだったら、作り方なんてどうでもいいよ。」
という声が聞こえてきました。
おっしゃるとおりです。
自動であろうと半自動であろうと手動であろうと正確に組版されたPDFを作るのは我々の責務ですし、いままで長年にわたってやってきました。
なんか自動のほうが高級に聞こえますが、結局、自動とはいえプログラムを書いているのは人間です。プログラムにはバグがつきものです。「自動=間違い0」はありえません。

NewXML組版のお客様の最大のメリットは校正レスです。
以前のブログ記事をご参照ください。

また、組版のスピードも大幅にあがると思います。
さらには、当社独自のスキーマですので、IFDI等へも柔軟に拡張していくことができます。
このようなメリットをご提供できると思います。

開発はメインの部分は完了しました

開発状況ですが、PDFを出すだけでしたらこれぐらいのものはもうできるようになっています。

PDFの例:

あとは、ガワの部分が開発がまだ残っているようです。
また、実践を通じての細かな調整も残っております。
続報をお待ちください。

NewXML組版(仮称)はまだまだ進化します。

さらにはインターフェース部分も開発していく計画もあります。
これにより、製薬会社様が直接XMLデータを編集し、即PDFデータへと変換できるようなシステムをご提供することも可能になります。
是非ご期待ください。

あとよい名称がありましたら名前もつけてください!

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