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Illustrator

隠しコマンドについて

イースターエッグと呼ばれる、“隠しコマンド”をご存知ですか?
制作側がソフトウェアに組み込んだ、本来の機能や作業的に全く意味のない、いわゆるお遊び的な機能です。
そんな隠れたコマンドは、我々DTPオペレーターがよく使用しているAdobe Illustrator・Photoshop・Indesignにも存在しています。
今回はその3つのソフトの隠しコマンドを簡単にご紹介します。

まずはIllustratorから。

データを開くと、画面の左下にメニューバーがあると思います。
blog_command_1

これを、optionキー(Win→altキー)を押したままクリックします。
すると

blog_command_2

なんとも妙なメニューが大量に追加されました。

個人的なおすすめは目玉です。カーソルに合わせて目線を動かしてくるところが良いです。
blog_command_3

次はPhotoshopです。

blog_command_4
ここではレイヤーのウインドウを使います。
レイヤーパレットの右上、オプションをひらく三角マークのボタンをクリックしてください。
そして、optionキー(Winはaltキー)を押したままパレットオプションを選択します。
そうすると

blog_command_5
なんと、魔法使いっぽい何者かが突然画面上に…
ウインドウの名前がマーリンとなっていることから、アーサー王伝説が由来のキャラなのかもしれません。

最後にIndesignです。

Indesignを起動して、上部メニューからInDesignについてを選択します。
blog_command_6

そして、この画面が出てきたらそのままキーボードで butterfly と入力して下さい。
すると、

blog_command_7
大自然の中を蝶々が飛んでいるという、なんとも綺麗なグラフィックに切り替わります。

しかしなぜかこの蝶々、クリックするとピンで止めていくことができるのですが、
沢山蝶を止めていくと、妙な現象が起こります。
一体何が起こるのか、ぜひ実際にやって確かめてみて下さい。

まだまだ多くのコマンドが存在していたり、同じコマンドでもバージョンによって違いがあったりもするので、色々試してみるのも面白いのではないでしょうか。
豆知識として、飲み会の小ネタとして、話のタネに使ってみてもいいかもしれません。

オーバープリントと乗算の違いについて

いわゆる「ノセ」とも言われる【オーバープリント】、そして透明効果としての【乗算】。

意味合いとしては似たような名前ですが、実はその内容は似て非なるものなのです。

いくつかのCase毎に、その違いを比較してみましょう。(OS X 10.8.5  Illustrator CS 5.1)

 

Case.1 異なる単色

blog_op1

C50のオブジェクトの上にM50のオブジェクトを描き、M50のオブジェクトにそれぞれオーバープリントと乗算(不透明度100%)を適用してます。 結果は予想通り、重なった部分はそれぞれの色を足したC50M50となりました。

 

Case.2 同じ単色

blog_op2

M30のオブジェクトの上にM50のオブジェクトを描き、M50のオブジェクトにそれぞれオーバープリントと乗算(不透明度100%)を適用してます。

 

……おや?乗算の様子が……?

M50にM30を足したらM80になりそうな気がしますが、結果はM65という中途半端な数字になりました。いったいどんな仕様なんでしょうか。

 

対してオーバープリント側は、効果が適用されずに、通常のノックアウト処理と同様の結果になっています。

 

Case.3 異なる掛け合わせ

blog_op3

Case.1、Case.2からの応用です。C30M50のオブジェクトにオーバープリント又は乗算(不透明度100%)を適用しています。

オーバープリント側・乗算側ともに、シアンとイエローはCase.1と同様、そしてマゼンタはCase.2と同様の処理を行い、それぞれを合算した数値になっています。もはやパズルですね。

 

Case.4 同時盛り

blog_op4

ここまできたらやっちゃいましょう。Case.3を元にオーバープリントと乗算を同時に適用したらどうなるのか。好奇心は加速します。

さて結果は…。

C30。そうですね、今までの話だとそうなりますね。

M65。そうですね、不思議な数字ですがこれも今までの話からそうなりますね。

Y51。

( ゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚Д゚) …!?

どこから迷い込んで来たんでしょうか、「Y51」という子は。バグなのか仕様なのかはわかりませんが、これはちょっと危険な香りがします。何でもかんでもオーバープリントでー、乗算でー、なんてやってると予期せぬ結果になってしまいそうな…。

このように【オーバープリント】と【乗算】は異なる動きをしますので、求める結果に応じて使い分けることをオススメします。

気づかないうちに数値が変わる!?【IllustratorCS6】パネル入力仕様変更

みなさん、Illustratorで文字パネルやカラーパネルで数値を変更するときどうしていますか?

「パネルクリック→選択して→任意の数値を入力!」
IllustratorCS5までは、この手順でしっかり任意の数値を入力できました。
色や数値が自分の意図しないものになったりするなんて、そんな怖いことないない…

…ところが… IllustratorCS6では

オブジェクトを選択した状態で、マウスカーソルがパネル上にあると、意図せずスクロールしてしまった時に内容が変わることがあります。

…。

しかも Apple Magic Mouseを使っている場合は、マウスを持っただけでスクロールすることがあります。

ぜひともご注意下さい!

コントロールパネル テキストパネル

※これはパネル・コントロールバーなどの入力ボックス類すべてが対象です。
文字パネルやカラーパネルの入力ボックスの上にマウスカーソルを持ってきてスクロールすると、数値やポップアップボタンなどの内容を変えることができますので、便利に利用することもできます。

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