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技術Blog

添付文書用XML解析 7. 組成性状

更新がすっかり滞っていました。。今回は組成性状についての説明です。
組成性状の項目は、基本的に表組で記載する項目です。製品毎や剤形毎に記載方法が異なる事が多い項目ですが、XMLではどのように情報を表現するのでしょうか。
※スキーマver.0.9.8対応

SGMLの場合、添付文書との相違

まず現状のSGMLでの記述方法を見てみましょう。下記の様な組成性状の記載例を記します。

組成の例

seijo

一部端折っていますが、組成性状の項目はSGMLで上記の様に表します。SGMLの詳細な解説は割愛しますが、組成性状は紙の添付文書とSGMLで表現方法が大きく異なる項目です。主に下記の様な点で異なります。

  1. 警告や禁忌より前に記述される。
    紙の添付文書では組成性状は禁忌(原則禁忌)の後に記述します。SGMLではapprovaletc(承認等)という項目に含まれ、これは警告や禁忌の項目よりも手前に記述されます。
  2. 販売名毎に記述される。
    組成性状の内容は、販売名毎に情報をバラバラに記述します。
    上記の例だと、2~20行目に「ヨクナール錠50mg」、22~40行目に「ヨクナール錠200mg」の販売名、組成、性状の情報が記載されています。
  3. 表組を表現出来ない。
    紙の添付文書は表で記述する事が多い組成性状の項目ですが、SGMLでは基本的に表として記述しません

紙の添付文書と比べて、記述位置も、レイアウトも異なるので、SGML作成の時には少し注意が必要な項目でした。XMLだと記述方法はどのように変わるのでしょうか。

XMLの場合
組成性状の記載順

まず、SGMLでは警告や禁忌より前に記述されていた組成性状ですが、XMLでは紙の添付文書と同じく、禁忌の直後に記述します。

紙の添付文書と同じ記述順で記載されるのでわかりやすいですね。

販売名毎の記載

XMLでも組成性状の内容は、SGMLと同じく販売名毎に記述します。

組成は「Composition」要素に記述します。内部に「CompositionForBrand 」要素があり、ここに販売名毎の組成を記述します。
下記の場合、26行目から44行目に「ヨクナール錠50mg」の組成の内容を記載しています。

性状は「Property」要素に記述されます。内部に「PropertyForBrand 」要素があり、ここに販売名毎の組成を記述します。
下記の場合、70行目から92行目に「ヨクナール錠50mg」の性状の内容を記載しています。

「CompositionForBrand 」要素と「PropertyForBrand 」要素の開始タグには、ref属性が記述してあります(26行目と70行目)。この属性には、「DetailBrandName 」要素のid(20行目)が記述されます。
ref属性に記述するidによってどの販売名の情報を記述しているのか示している訳です。

表組の再現

レイアウトについては、XMLでも紙の添付文書と同じ様に表組レイアウトを再現する事は出来ません

下記は組成の記述例ですが、剤形や色調、大きさ等、それぞれの情報を羅列して記述する仕様になっています。紙の添付文書の表組を再現できる仕様になっていません。

組成性状は、紙の添付文書とXMLで表示が異なる項目の一つになります。

まとめ
  • 紙の添付文書と同じく、禁忌の直後に記述する
  • SGMLと同じく販売名毎に記述する
  • 表組のレイアウトは再現出来ない

今回で添付文書用XML解析は一段落となります。添付文書XMLについて何かございましたら弊社営業までお気軽にお問い合わせくださいませ。

Windows10セットアップ 「あるあるネタ話し」

突然ですが皆さん、Windows7のサポートが2020年1月で切れることをご存知でしょうか?

WindowsXPの時代が長く、サポート終了の時に結構大きな問題になったことがありましたが、今度は Windows7 が2020年の1月にサポート切れとなります。(Windows 8 (8.1) はその3年後にサポート切れ)

この業界では作ったデータをなるべく変更しないようソフトのバージョンもそのままに使い続けるのがセオリー? ですが、セブンは何気にあと2年! ということで、世間に遅れること数年、いよいよ新しくする時が近づいてきました。

えっ、まだセブン? といった声が聞こえてきそうですが・・・
そうなんです。 当社作業機の大半は まだ Windows7 なんです。
今までに作ってきた制作物の特性上?、なかなか簡単に新しくできなかったんですよね。^^;

ということで、今回はXMLとはまったく関係なく、作業機のセットアップに関する “あるある系” のネタ話しです。


まずは新しいPCの初回起動 OSはもちろんWindows10 pro

ハードは、Core i7、メモリ16GB、SSD516GB となかなかのハイスペック!
電源刺してモニタ繋げてはい、電源ON!!

「こんにちは」

はいはいこんにちは。手順通りにお住まいの地域だの初期セットアップを終えて再起動・・・

パァッ!!  激早い!!!!

ていうかアレが出てこないよアレ!!

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↑↑↑ コレコレ ↑↑↑

SSDの恩恵か次から次へと更新させられてゴミがたまってない新品だからか

スマホかタブレットのごとくパッとつきます。

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初回起動の画面はこんな感じでゴミ箱もなんにもないので、まずはWindows7と同じようにアイコンを出してみようかと、

設定をポチ・・・、あれ?

1805005

なんか全然違う
何なに、タブレットモード、集中モード??

何やらよくわからないのはとりあえずオフだオフ
全部オフでいい!!

あと、ユーザーの追加は・・・と
 コンパネ・コンパネ・・・
縦長オンリーの表示はかなり探しにくいですね

1805009

あった、あった!システムツールの中に本家コンパネ発見

正規コントロールパネルからユーザーの追加とIPアドレスと、あれこれしていくうちにスタートメニューが何やらにぎやかで、どうにも落ち着かないというか・・・
入れた覚えのないツールも勝手にダウンロードされてるし!?

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何てサプライズ! 最初からライトユーザーが楽しめるソフトてんこもり!!・・・って、
一般家庭用向け(Home Edition)ならまだしも、Pro の仕様も同じデフォルトというのは、ちょっとどかと思いつつ、、

よく見たら、いろんなソフトがいっぱい入っているようなので一通りチェック
およそ仕事とは縁がなさそうなので、迷わずアンインストール

スタートボタンの隣にも何かあるので ポチ

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Cortana ・・・なんでも聞いてください?
あー、なるほど、あれか・・・あれだ。iOSで言うところの “Sri” ね

別にSriもAlxaも 明日仕事じゃなく、キャンプにでも行っちゃうような一般ユーザーの楽しみとして普及しているのであって、クラッカー頼んだらどこのクラッカーが届くんだよと突っ込みたくなるようなものを仕事で使うやつはいないんじゃないかと・・

1805007

消せるようなのでポチ

ようやく落ち着いた感じになったところでこれからメールとフォントとアドビのソフトと、まだまだやることいっぱいあるので今回はこのへんでsetupimage

添付文書用XML解析 6. その他の副作用

今回はその他の副作用の表についての説明です。

以前にもその他の副作用について触れた記事を公開しておりますが、改めて解説していきたいと思います。
(構造や用途は変わりませんが、当時は要素名などが未定でした。)

今回は下記の様な表を例に解説していきたいと思います。
Table_OtherAdverse_base

SGMLの場合

SGMLでのその他の副作用の表記は下記のような記述でした。

マーキングした4行がセルの1つを指しています。
どの種類の、どの症状が、どのぐらいの頻度で発生するかを読み取ることは可能でしたが、文字の羅列の域を出ない為、表として表示することが困難でした。
そのためPMDAでもセルの内容毎に分けて記述されており、添付文書との違いが発生していました。

XMLの場合

新記載要領のXMLでは下記の様な表記となり、表として再構成できる形式となりました。

まず、その他の副作用の種類・その他の副作用の頻度・その他の副作用の説明が分けて記述されるようになりました。
その他の副作用の種類・その他の副作用の頻度にはidの割り当てが必須になっており、その他の副作用の説明が両方のidを参照することで、表上での位置関係を再現できる形式となっています。

上記ソースのマーキング部であれば下図のような関係性を持つことになります。
内容がヘッダを参照していることが伝わるでしょうか。

Table_OtherAdverse_FCref

また、表形式での記述される箇所になるためWidthDefinition要素が用意され、列の横幅が設定可能となりました。
より添付文書に近いレイアウトを目指すことが可能となっていますね。

なおidの命名規則などはスキーマのver0.9.5時点では不明です。
今回の例では過去に配布されたデータを元に”Category1″・”Frequency1″などとしていますが、もしかしたら今後指定がされるかもしれません。

今回は過去に書いた記事と重複した内容になってしまいましたがいかがでしたでしょう?
次回はXML化に伴い最も複雑になったであろう組成・性状について解説したいと思います。

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